ぴちゃ……。わざと音を立てるように、アリオスが胸の頂を口にする。それだけでどうにかなってしまいそうで反射
的に身体が浮き上がる。まるで、もっと触れられることを望んでいるかのように。
「すげぇ、感じてんな。こういう方がイイのか?」
わざと煽るように胸の尖りを摘み上げて。
「――!!」
声にならない悲鳴。強すぎる快楽のためだ。片方の頂を口に含み、もう片方の胸を大きな手で包み込み。アリオスは
天使の鳴き声をしばし楽しんでいた。
「すげぇ、な。ここ……」
「や……!」
下着越しに身体の中心に触れられ、アンジェリークは身を竦める。だが、躊躇うことなくアリオスの指はアンジェリークの
下着の中に入り込んだ。
「!!」
自分でもぬれているのが十分にわかりすぎているのに。それを暴かれてしまうことが耐えられなくて、アンジェリークは
強く瞳を閉じる。とめどなくこぼれる涙。
「声、出せよ。ほら!」
「ふぁ――!」
その言葉と同時に中に入り込んできた指にアンジェリークの背が大きく跳ね上がる。アリオスは役目をとうに放棄した
下着を脱がせると、アンジェリークの足を大きく開かせ、自分の前をくつろげた。
「く、ぅ……」
熱くたかぶったものが押し付けられる。
「あ、やぁ……」
反射的に逃げようとする身体を押さえ付けて、アリオスが入り込んで来る。
「嫌じゃねえだろ。ここはこんなに俺を喜んでるだろ?」
アンジェリークを煽るようにアリオスはゆっくりと動き始める。
「ふ、あぁ」
いつしか声に甘い響きが混じって来る。それを満足げにアリオスは見つめる。
「イイ顔だな。あいつにも見せたことがあるのか?」
耳元で妖しく囁く。その時に耳朶を甘噛みすることを忘れない。
「や、ぁ……」
「答えてみろよ」
「だ、れ……?」
「さっきのセイランとかいう奴だ」
言い切ると同時に軽く敏感な箇所を突き上げてみれば、甘い声しか零れない。
「そんなの、ない……! あ…っ……!」
判り切った返答だ。アンジェリークの初めてはアリオスがその手にしたのだから。だが、何故だかアンジェリーク自身の
言葉で聞きたかった。満足げに笑みを浮かべると、アリオスはより一層深くアンジェリークを貫いた。
「あ、あぁ……!」
大きく背を反らせてアンジェリークは上り詰めた。
ああ、最悪……
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