My sweet angel

「はい、ロザリア♪」
 差し出された小さな小箱の中身は言われなくても察してしまえる。今日はバレンタインデー。守護聖たちには、お茶会をしようと女王陛下と補佐官の連名で招待状を送っている。お茶会でだすお菓子は二人で仲良く作ったのだから。
「だって、ロザリアのこと大好きだもの」
 にっこりと笑顔で言うその姿に何も言えなくなる。
「迷惑…なの?」
 何も言わないロザリアを不安そうに見つめて来る。
「迷惑だったら、最初から私は言うわよ」
 こうした言い方しかできない自分が歯がゆくてたまらない。目の前の少女の半分でいいから…素直になれればいいのに、と。
「食べてくれるのね。ありがとう!」
 嬉しそうに笑ってくれる。お礼を言うのはロザリアの方であるべきなのに。
「ホワイトデーにはイチゴのタルトを作ってあげるわ」
 それを言うのが精一杯で。けれど、その言葉ににっこりと笑顔を向けられて。
「アイスココアもつけてね」
「仕方ないわね」
 そう答えながらも、こみあげてくる愛しさからか、笑顔を押さえ切れないロザリアであった。


うちの基本はやっぱりこれかorz

|| <Pureness Angel>