水羊羹
聖地には季節はない。穏やかな空気の中ですごしている。年中と小春といったところであろうか。
「でも、季節を感じられないのはちょっと寂しいと思うの」
「そうですかねぇ〜」
あどけない女王の言葉にルヴァは同意するでも否定するでもない。砂漠の惑星出身の彼にはあまりなじみのないことのかもしれない。
「だって、ルヴァの飲む緑茶だってね。暑いときに飲むのも乙だと思うのよ」
「そうですね。冷たいものばかりだと健康に悪いですしね〜」
「それにね、緑ういうものを作ってみたんだけど。やっぱり、夏のほうが美味しいと思うの」
そう言って、彼女が出したのは水羊羹である。
「ルヴァの入れてくれる緑茶に合うかと思って作ったけど。こんな気候だと、なんだか違う気がして……」
「陛下はこういう和菓子系も作れるんですね〜」
「頑張ったもの。ルヴァの淹れてくれる緑茶に合うものって……」
「それはありがとうございます」
にっこりと誰もが和む笑顔を向けられて、女王は少しだけ機嫌をよくする。
「でもね、陛下。陛下の作るお菓子なら、いつでも美味しく食べられますよ」
「ありがとう、ルヴァ」
最後の一言がやっぱり嬉しくて。嬉しそうに笑う女王の顔は、あどけない少女のそれであった。
よし。ルヴァリモ。書けるんだね。書けるじゃない! で、水羊羹食べたくて書きました(あんた、こればっかりや……)。今は毎日食ってるんで、
大丈夫ですw
|| <Pureness Angel>