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| 日の曜日。日々忙しいエトワールも休息を与えられている日。レオナードはアウローラ号に足を向けた。レオナードを守護聖にしたのはエンジュの説得ゆえのこと。だから、エンジュはレオナードの面倒を見る必要がある。そんな三段論法の結果(だと言って、他の守護聖がエンジュにちょっかいを出すのは許せないあたり、ある意味ダブルスタンダートということである)である。 「おはようございます」 ちょうどアウローラ号から出てきたらしいエンジュが良いこのご挨拶をすると、レオナードも軽くあごを上げて応対する。 「よ、いいタイミングじゃねぇの? そういうわけで、俺様につき合わせてやるよ』 「どういう理屈ですか? それに、今からセレスティアにお買い物に行くので……」 「買い物?」 「ええ。アリオスさんのお誕生日のプレゼントを買いに」 「あの野郎のかよ……」 めったに会うことはないけれど、城の中庭のベンチで昼寝をしてる光景しか見たことがない怪しい印象を受ける。(自分のことはもちろん棚に上げまくってのことではある) 「ええ。お誕生日知ってますし。あげないと。レオナード様にも差し上げたでしょう?」 この宇宙の守護聖だけではなく、姉宇宙でもある神鳥の宇宙の守護聖にも律儀に誕生日の贈り物をしているのだ。律儀と言うべきか、何と言うべきか。レオナードには面白くないことも事実で。 「何か、ご機嫌が悪いですね、レオナード様……」 「そぉ? お前さんの気のせいだろう? で、何送る気?」 「ウォッカです」 「……まぁ、いいんじゃねぇの?」 「お祝いは陛下がされるんで、私は……」 言いかけて、エンジュはしまったと言う顔をする。 「陛下がって……? どういうこった?」 「えーと……」 真っ赤になって返答に詰まるエンジュを見て、レオナードはピンと来るものがある。 「そっか〜。ふぅん、俺様、いいこと聞いちまったかな〜」 「やぁ、駄目です〜。言いふらしたり、アリオスさんに絡んだりは駄目ですよ?」 「どうしよっかな〜」 もちろん、下手な厄介ごとに首を突っ込む気もない。 「私にできることなら、何でもしますから〜」 「何でもねぇ……。んじゃ、今日は買い物が終わったら、俺様に付き合え」 「それだけでいいんですか?」 きょとんと顔を上げるエンジュにレオナードはにやっと笑う。 「してもらうことはその間に考えんだよ」 「ずるい〜」 「大人ってのはずるいんだよ」 そういいきって、レオナードは楽しそうに笑った。 |
アリオスお誕生日創作を考えようとしているうちに浮かんだネタですW 頑張れ、エンジュW
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