震える身体
「は、ぁ……」 空調の効いた部屋は快適なはずなのに、身体が震えてやまない。中途半端に脱がされた服の下を蠢く手に身体中の熱を煽られて。熱いはずの身体なのに。 「寒い?」 揶揄するような依織の言葉にむぎはキッと睨んではいるものの、依織によってもたらされた快楽に染まった瞳では、却って誘われているようにしか見えない。 「でも、こんなに身体が震えてるだろう? もっと熱くしてあげないと……」 「や、ん……」 硬く存在を主張する胸の頂きを不意に摘まれて、ビクンと身体が跳ねる。大きな手に包まれた柔らかな胸は好き勝手に形を変えられて。 「あ、ぁ……」 抑えきれない声。こんなに自分が甘い声出せるなんて、考えたこともなかった。依織の手により、自分の身体は変えられてしまったのかもしれない。 「もう、こんなに……」 「ん、っ……」 溢れる泉を長い指にかき回されて。その間近にある蕾を弄られて。快楽にむぎの身体はがくがくと震えて。 「おや、まだこんなに寒いの。ここはこんなに熱くなってると言うのに……」 「ば、ばかぁ……!」 依織の言葉に真っ赤になりながら、むぎは抗議する。…と言っても、こういう状況での抗議など、睦言にしか聞こえない。 「おや、君の身体を心配しているのに……。お姫様にはお仕置きが必要だね……」 「え……?」 そう告げると、むぎが状況を理解する前にその足を大きく開かせて、自身の熱を静めていく。 「う、ぁ……」 慣らされていたとはいえ、一気に入り込まれ、むぎは大きく目を見開く。 「……まだ、だよ。お姫さま? もっと、暖めてあげる……」 そう、甘く告げると、依織は自身の情熱をそのままぶつけるようにむぎの身体を思うままに味わっていくのだった。 |