僕らの関係
| 何だかんだと君とは縁が切れないと思っていたけど、ここまでとはね。神様が決めた運命なのか、そうでないかは判らないけど。まさか、僕が育成に関わったこの宇宙の守護聖になるだなんて、僕自身でも思わなかったさ。きっと、君もそうだったんだろうね。 「あなたが守護聖になって良かったって思うことは、あなたに敬語を使わなくても良くなったことかしら」 僕の守護聖就任式の時だった。一瞬だけ、あの気の強かった君の瞳に戻って、悪戯っぽく僕にだけ聞こえるような声で君はそう言った。正直、笑う以前に安堵したよ。ああ、君はやっぱり君のままなんだってね。 最初に出会ったときから、思っていたよ。どこにでもいるようで、そうでない。世界でたった一人の君。君は気が強くて、まっすぐに僕にぶつかってきた。要領が悪いとでもいうのか。もっとも、僕も妥協はしない性格だ。まぁ、君が女王候補だった頃には、互いに色々やりあったね。その度にヴィクトールやティムカは気を揉んでいたらしいし、君のライバルだったレイチェルですら、僕たちの仲をとりなすおまじないをメルに頼んでいたらしい。今思うと、結構笑える。でも、あの当時は僕たちは僕たちなりに親権だった。そして、周囲のことなんて構わずにぶつかりあっていくうちに、僕は君を、君は僕を理解し合っていて。心が一番近い存在になっていた。 それでも、僕たちは互いの道を歩くために何度も別れた。そして、互いのその道は幾度も重なって。どうやら、今度の道はかなり長いらしい。 知ってるかい? ダイアモンドを磨くのはダイアモンドでなければならない。まるで、僕たちみたいだ。女王と守護聖になっても、きっと変わらないんじゃないかな。君が君でいる限り、僕が僕でいる限り。 周囲はまたやきもきするだろうけれど、楽しんでいるのは僕だけじゃない。君だってそうだろう? 君のお手並みを拝見できるのが、楽しいよ。 きっと、ダイアモンド以上に輝きあえる僕たちだろう。 |
セイコレはこういう関係がいいと思う。うん。
|| <Going my Angel> ||