こんなプレゼント

 夜の帳も降りていない、明るい部屋の中。こもる香りは薫り高いブランデー。
「いやぁ……」
「嫌じゃねえだろう? ほら、こんなに硬くして」
 胸の突起を軽くつままれれば、背中は大きくしなる。まだ明るいのに、とか、今日はまだやることはあるのにと
いう葛藤は全てうやむやになってしまう。ベッドに連れ込まれてから、当然のように服を脱がされ、ブランデーを
身体に垂らされては、それをアリオスが舐めとって。じっくりと味わうように舐めとるその行動はいつもの愛撫より
も執拗に感じられた。
「ああ、そう言えば、お前、ドライフルーツを洋酒に漬け込んでたよな。じゃあ、ここもそうしないと」
「や、んっっ!!」
 ブランデーを口に含むとそのまますっかりとがりきっている胸の突起を口に含む。ブランデーを絡ませるように
舌を動かして。くちゅくちゅとした音がいやらしく耳に響いた。
「も、だめぇ……」
 こんなことで、いつもより感じている自分がとても嫌で。アリオスに救いを求めては見るものの、その刺激を
与える当の本人はすっかり楽しんでいる。
「味あわせろよ、な……」
 耳元でそう囁かれると、ゾクリとする。ただでさえ、何も考えられない身体にはそれは毒にしかなりえない。
「…うん、いい味だ」
 すでに蜜を潤わせている場所から、蜜をすくい味わう。アンジェリークに見せ付けるように何度も何度も。それ
だけで、居たたまれな気持ちになる。ブランデーを味わっているのはアリオスのはずなのに、自分まで酔いが
回ってきたようだ。
「ああ、ここも味あわねえとな」
「きゃぁ?!」
 いきなり足をつかまれたかと思うと、片足を肩にかけられてしまう。アリオスの眼前に全てがさらされてしまう。
「やだぁ……」
 身をよじって逃れようとするが、それもかなわず。
「……嫌じゃねぇよな。こんなに濡れてちゃ」
 羞恥心を煽るような言葉にさらに煽られて。アンジェリークの瞳から、ぽろぽろと涙がこぼれる。
「俺をこうさせるのは、お前なんだよ。せっかくの誕生日くらい、わがままを受け止めろよ」
「……ばかぁ」
 抗議の声も甘いものでしかなく。アリオスは残りのブランデーを蜜があふれている場所へとかけると、蜜ごと
それをすすり始めた。
「あぁ!!」
 与えられる刺激が強すぎて、アンジェリークは必死に首を振る。そうでなければ、この快楽に頭が可笑しくなる。
「だめ、も……」
 終わりにして欲しくて、アリオスに救いを求めると、アリオスは今度は優しく微笑んだ。
「ああ、俺ももう……」
 アンジェリークのそこから、顔を離し、いったん足を肩から下ろして。アリオスは自分の熱をアンジェリークの
そこに押し付けた。
「あ……」
 すっかり熱くなっているアリオスのそれにアンジェリークはコクリと頷く。それを確認すると、アリオスはアンジェ
リークの中に入っていった。
 そして、後は互いの熱に酔う時間へと……。

最悪のエロだよ。すみません……。

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