はむはむはむ。まんまるな団子を小さな天使は美味しそうに頬張る。 「うまいか? まだまだあるから、思うままにたべるがいい」 「♪」 窓辺にはススキを飾って。浴衣を着せられた小さな天使は同じく浴衣姿のレヴィアスの膝の上でお月見と洒落こんでいたはずだったが、遠くて手に届かないお月様よりも、目の前のお月見団子に目がいって仕方ない。そして、レヴィアスも浴衣姿ではしゃぐ小さな天使を見ているだけで満悦している。 「月見の用意した意味がないような気がするんだが……」 「たしかに。月見団子と浴衣姿のあれだけで良かった気が……」 そんな部下たちの言葉は当然ながら届いていなかったことは言うまでもない。 |
Web拍手より再録しました。
‖<Angel Days>‖