色とりどりの花が夜空を彩る。それは一瞬だけの美しさ。だからこそ、心に残るのだ。

「〜♪」
「暴れずとも、花火は逃げぬ」
 花火を追い掛けようとするのか、小さな天使、アンジェリークはレヴィアスの腕の中で
じたばた暴れようとする。それをなんとか押さえるのだ。
 今日は花火大会だと言うので、会場近くの高層ビルの屋上を借りきって、小さな天使と
レヴィアスは花火を堪能している。レヴィアスが人混みを好まないのと、小さな天使が
迷子になっては困るから。部下たちの何人かも見に行っているようだ。それでも、雰囲気
だけはと、アンジェリークには浴衣が着せられている。 白地に赤い蝶々柄の浴衣は小さな
天使に良く似合っている。

「ほら、また上がったぞ」
「♪」
 腕の中ではしゃぐ小さな天使の姿に、花火も悪くはないとレヴィアスは思った。


ああ、短い。とりあえず、陣中見舞いになったかなぁ?


‖<Angel Days>‖