| 夏はアイスクリームの季節であったが、秋はチョコレートの季節であろう。コンビニでも秋の新作と称したチョコレートが色々と置かれている。 「アンジェ、土産だ」 「♪」 チョコレートの箱を差し出すアリオスに小さな天使は嬉しそうに羽をパタパタさせる。 「♪」 今日買ってきたのは、冬限定のチョコレートである。口の中でとろけるチョコレートの触感はアリオスも悪くはないと思う。だが……。 「甘い……」 イチゴ味のものも抹茶味のものも一つは試しては見たけれど、甘すぎてアリオスの口にはなじまない。ビター風味のものなら、大丈夫なのだが。 「お前は平気なのか?」 嬉しそうにアリオスが駄目だったチョコレートをはぐはぐと食い尽くしていく小さな天使はアリオスの問いかけにちょこんと首をかしげる。この小さな天使の半分は甘いものでできているのかもしれない…と、時々考えてしまう。 「?」 「何でもねぇよ。茶でも淹れてやるよ」 「♪」 普段はコーヒーであるけれど、小さな天使と一緒に飲むのなら、断然紅茶しかない。コーヒーは一口なめた途端に嫌な顔をされた。小さなマグカップと大きなマグカップ。ホカホカたった湯気が暖かい。 「やけどしないように気をつけろよ」 「♪」 甘い甘いチョコレートと香りのいい紅茶。幸せを満喫と言った顔をする小さな天使にアリオスは満足そうに笑った。 |
チョコレート大好き♪ なので書いてみました。w
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