| 枕元に置いている携帯の振動にアリオスは目を覚ました。目覚ましがわりに携帯を使用しているのだが、音が鳴れば、傍らで眠る小さな天使を起こしてしまうから。携帯を止めると、アリオスは傍らで眠る小さな天使に視線を向けた。 すやすやと小さな寝息を立てて眠る姿は幸福そうで。見ているアリオス自身も幸福になる。毎日見ていても飽きない。 この小さな天使を初めて認識したのも、こうやって朝に目覚めて、横ですやすやと寝ていた天使に驚いた。今でも、この奇跡のような存在が現実であることをひどく願うのだ。 (どんな夢を見ているんだろうな……) その夢の中に自分の姿はあるのだろうかと考えて、アリオスは微苦笑を浮かべる。どう考えても、この小さな天使に思考を左右されていて。それに満足している自分がいる。結局はそんなものだ。 小さくてぷにぷにした、赤ん坊サイズしかないその存在はアリオスとっては何よりも愛しくて大きな存在。ただ、それだけのこと。 「〜」 むずがるように身動ぎをすると、パチッと小さな天使の瞳が開く。しばらくはボーッとしていたようだが、傍らで自分を優しく見つめているアリオスに気付いて、にっこりと笑う。 「アンジェ、目が覚めたか? もう少し寝ててもいいんだぞ?」 そう言って、頭をなでるアリオスにふるふると首を振ると、小さな天使はぎゅっとアリオスに抱き付いた。 「……」 夢の中にもアリオスはいたけれど、こうやってアリオスの側にいるのが、一番の幸福なのだと。抱き付いて来る小さなぬくもりから精一杯伝わる。 「そっか……。じゃあ、顔を洗ったら飯にしような」 「♪」 アリオスの言葉に天使は抱き付いたまま頷く。今日も最高に幸せな気分で朝を迎える二人であった。 |
毎朝、こんなカンジでらぶらぶなのですw
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